nonoway’s diary

40代、理学療法士の雑記ブログ

体験学習の生徒さんが来ました。

こんばんは。

皆さん、学生時代に体験学習ってありましたか?

どんなところへ行きました?

 

今日、うちの病院に体験学習の中学生が来ていました。

 

私の中学生時代には、そんなことした覚えはないのですが、

いつ頃から、この体験学習があるのか、ちょっと調べたところ、

2000年前後からだそうで、そのころは、私は高校~大学のあたりなので、

ちょうど体験はせずに中学を卒業したことになりますね。損した気分。

 

体験学習とはまた違うのですが、

理学療法士の学校に行くと、実習があり、実際の病院で勉強する期間があります。

当院にも、年に数名くることがあります。

その実習生の場合だと、あくまで理学療法士の学生であり、

将来、医療従事者になる為に、専門的な知識を勉強しているので、

こちら側も、「あれやって、これやって」と言いやすいですし、

実際に患者さんに触ってもらい勉強してもらうこともしやすいのですが、

今回のような、中学生の体験となると、病院側の扱いが難しいです。

 

医療のことは全くわからない、技術はもちろん知識も全くない子供ですので、

下手に患者さんを触らせてケガさせたら大変。

かと言って、ただ見学だけさせておくのも、申し訳ないし。

 

体験学習の意義は、発達段階に応じた望ましい勤労観や職業観を育み、自らの進路選択、決定に必要な能力や態度を身に付けることにある。wikiより)だそうです

 

実際に体験する生徒さんや、学校側からしたら、

いろんな職業を現場で体験することで、得るものは非常に多いと思います。

自分の時代にも、同じ体験があったら、生徒本人はとても緊張はするでしょうが、

振り返ってみると、行ってよかったなーと思える経験のひとつになると思います。

 

でも、生徒を受けいれる側の立場になると、

気を使うことがありすぎて、正直面倒というのが本音。

それに、これってボランティアですよね。

(私の知らないところで、もしかしてお金が動いてる?)

 

まぁ、体験してくれた生徒さんが、

この仕事が楽しい・面白そうと思ってくれて、

将来、病院にかかわる仕事に就いてくれれば、もちろん有難いことですし

これも、未来の社会への一つの投資ですね。

子供は社会の財産ですから。

 

なので、ぐだぐだ言わずに、生徒さんにいい経験させてあげましょう。

と自分自身に戒めて、明日も頑張りたいと思います。

 

今日も一日ありがとうございました。