nonoway’s diary

40代、理学療法士の雑記ブログ

公園遊具の移り変わり

こんばんは

 

皆さんの家の近くに、公園ってありますか?

私の家の近くにも、小さな公園があるのですが、

小さな砂場がある程度で、とくに遊具と入れるようなものは

おいてありません。

ほかの公園でも、小さな滑り台と砂場、ベンチがある程度です。

 

私自身、いろんな公園によく行くわけではないですが、

昔は、ちょっとした小さな公園にも、ブランコだったり

ジャングルジムがおいてあった印象ですが、皆さんの地域ではどうでしょうか?

 

国土交通省が平成19年度に行った

都市公園等における遊具の設置状況』調査によると、

減少している遊具は、

 1位 回転塔

 2位 ゆりかご型ブランコ

 3位 ジャングルジム

だそうです。

 

回転塔というと、円形の物体の中に人が入って、ぐるぐる回すやつですね。

ブランコや滑り台ほどではないにしろ、少し大きな公園だと、

結構よく見かけた遊具だったと思います。

ゆりかご型ブランコは、一時期死亡事故が発生してニュースにもなっていましたね。

 

確かに、今思うと、公園の遊具ってちょっと気を抜くと

指を挟んだり、普通のブランコでもありえない高さまで漕いで、

ちょっとバランスを崩すと大怪我になるかも、という

常に危険と紙一重の状態で遊んでいたんだなと思います。

子供の頃のその経験が、危機回避能力を育んでいたという意見を聞いたりもしますが、

個人的にはリスクのほうが大きい気がします。

 

こういった昔ながらの遊具は減少していますが、

健康遊具の数が増えているそうです。

健康遊具とは、ぶら下がって体を伸ばしたり懸垂したりするような

筋トレやストレッチの補助をしてくれる装置のことですね。

私の家の近くではあんまり見かけないですが、都心部等ではよくあるそうです。

子供が遊びに使うというよりは、健康志向の高い方や、

高齢の人の為の器具という感じでしょうか。

少子高齢化の影響か、公園の在り方も変わってきているのかもしれません。

 

安全性の問題や、社会環境の変化により、公園遊具も変わってきているようですが、

昔は普通にあったものが、減りつつあるというのは少し寂しい気もします。

安全性の問題から、減らされるのは仕方がないとは思いますが、

現代の科学や工学の技術を使って、

安全安心な子供の為の遊具を新しく開発してもらい、

子供の遊びと学びの場としての公園をまた取り戻してほしいです。

 

今日も一日ありがとうございました。

 

burankoya.com