nonoway’s diary

40代、理学療法士の雑記ブログ

帰省のたびに弱っていく両親の話

こんにちは

 

年末年始の連休も、あっという間にすぎ、今日を含めて後2日になってしまいました。皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

私は、今日の午前中には、帰省先から自宅に戻り、年賀状を書いたり、洗濯をしたりと、日常の生活にもどりつつあります。

 

 

両親の元へは、盆と正月に帰るぐらいで、今回も5か月ぶりぐらいに会ってきました。

ここ最近、帰省のたびに感じること、それは、両親が日に日に弱っている事です。

 

父親に関しては、ここ1年ぐらいで、難聴が進み、こちらが意識して声を大きくしないと、上手く話しが通らないことが増えてきました。普段、仕事でもっとひどい難聴の人と接していますので、まだまだ状態としては軽いほうだと思いますが。

また、視力のほうも衰えているようで、免許の更新の際に注意されたとか。更新はできたそうですが、近い将来、免許の返納も考えないといけないのかな・・・田舎なので車がないと大変なんですけど。

 

 

また、母親に関しても、ちょっと問題がありました。

今回、帰省するまで、知らなかったことだったのですが、母親が数か月前に転倒して、手首を骨折したのだとか。

 

高齢者の転倒による手首の骨折って、ほんとに多いです。

勤務先の病院でも、この1か月ぐらいの間に、新規で私の担当になった人の中にも、数人、手首の骨折でリハビリをしている方がいます。

(まさか、自分の親も骨折しているとは思いませんでしたが・・・)

母親の状態は、手首の二つの骨(橈骨と尺骨)が二つとも折れていたそうですが、幸い折れ方が良くて、手術などせず保存療法で固定し、現在は骨はしっかり治っているそう。

少し、状態を見せてもらうと、指のしびれはないとの事で、少し安心はしましたが、手首の動きはかなり硬く、関節の動きに制限がありました。

 

1か月に1回、整形の診察に行っているとのことですが、その病院でリハビリを行っているわけではなく、先生からは「自分でリハビリするように」と。

実際に、どういうリハビリをしているのかと、母に聞いてみると、手首が硬いからと、反対の手を使い揉んでいるだけ・・・

 

家事仕事で、なるべく骨折した側の手も使うようにしているから、これがリハビリになるのよーと言っていました。

確かに、その通りではあるのですが、手首が動きにくいままでも家事仕事ができるように、腕や肩、ほかの体の部位が代償していることになるため、疲れやすかったり、手首とは関係ないところでも痛みが出たりする恐れがあります。

 

自分は、一応リハビリのプロなので、いろいろ言いたいこと、してあげたいこともあったのですが、この理学療法士という仕事は、医師の指示があってできることで、自分の独断で行っては事故につながりかねません。

ですので、直接、母の手のリハビリをすることは控えました。

(1,2回触ってすぐ良くなるものでもないですし。)

とりあえず、ストレッチの仕方や筋トレの仕方など、当たり障りのないことをアドバイスし、しっかり毎日リハビリするようにとすこしキツメに言っておきました。

 

いつも、職場で、患者さんに対しては、優しく「リハビリ頑張りましょうー」と言えるのですが、つい、自分の親となると口うるさくなってしまいます・・・あとになってちょっと反省・・・

 

 

この母の手首の骨折自体は、多少手首の動きに制限が残ったとしても、正直そこまで心配はしていません。

それよりも、心配なのは、転倒してしまったという事実

 

今回は、手首で済みましたが、つぎ転倒した時は、足や背骨の骨折かもしれません。

そうなると、手首とは違い、その骨折が治っても、その後、日常生活に支障がでてくる可能性が高くなります。

 

今後、なんとか転倒させないよう、私もしっかり考えていかないとなと思います。

次の帰省時は、何事も無いように祈っています・・・

 

ありがとうございました。

 

 

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