nonoway’s diary

40代、理学療法士の雑記ブログ

仕事で失敗した夜

こんにちは。

理学療法士の、nonowayです。

 

今日ちょっと仕事で失敗しました。

腰痛で来られた患者さんにリハビリをしていたのですが、痛みをより強くさせてしまいました。

 

リハビリでは、治療をしていく上で、痛みの原因を探すために問診やいろいろな検査を行っていきます。その結果を、統合し考察した上で、どういった方法で治療をしていくか選択します。

痛みの原因を探る検査はたくさんあるのですが、その検査だけで100% 痛みの原因がわかることは少ないです。実際には検査の結果をもとに、自身の経験も踏まえて考え、探り探り実際の治療を進めていきます。

そしてその治療の結果、痛みが改善すれば自分が推測した通りのことが痛みの原因だったと判断できます。もし、その治療で痛みが改善しなかったとしても、また別なところに原因があるのだという判断になります。

この、検査と治療の繰り返しで、リハビリは進んでいきます。

 

今日私が診た患者さんに対しても、最初にある程度検査をし痛みの原因を推測したうえで探り探り治療を進めました。

しかし、そこで私が選択した治療方法が間違っており、 患者さんの痛みをより強くしてしまいました・・・。

 

正直にいうと、リハビリの現場では このような事例は少なくありません 。

固くなってる組織など今まで動かしてこなかった場所を急にリハビリで動かすわけなので翌日に痛みが強くなったりすることはよくあります。

でも、患者さんにしたら痛いのは治しに来ているのに、リハビリをして余計痛くなったなんて裏切られたような気持ちになりますよね。

リハビリ職として大事なのは、 なるべく痛みは出さないように治療を進めること。そして、もし痛みが強くなる可能性がある治療を行う場合は、前もってしっかりと説明し承諾を得ること。

当たり前なことですが一番大事なことです。新人時代に教えられたことだったはずが、いつのまにか疎かになってしまいました。

 

今回、なぜ失敗したのか?

どうしていれば、この心配が起こらなかったのか?

今後に活かすために どう改善していけば良いのか?

また次回、この患者さんが来られた時の対応はどうすればいいのか?

治療方針はどうするか?

 

しっかりと反省し考え、自分の中で納得させた上で、いつまで失敗したことで、くよくよ、もやもやしないよう、スッキリと頭を切り替えようと思います。

ということでブログを書いて頭を整理できたので、あとは少しお酒でも飲んで気分を切り替えて、また明日 頑張ろうと思います。

 

ありがとうございました

 

現在、ランキングに参加しております。

よろしければ、クリックのご協力をお願いいたします。

ありがとうございました。