nonoway’s diary

40代、理学療法士の雑記ブログ

人は見た目で判断してはいけないけど・・・

こんにちは。

 

今日来られた、新しい患者さんのお話です。

結構若い感じの男性で、私たちセラピストによる直接的な施術の指示はなく、機械だけで治療する方でした。

私が機械の準備をし、患者さんの患部へと当てるようにセッティングします。患者さんの状態を聞いたり、機械の説明をしたりと、少し話をしている時、患者さんのほう見ると、Tシャツの隙間からのぞき見えるように、背中に何やら赤いアザのようなものがチラリ。

でも、アザというには、なんだか、形がはっきりくっきりしてるなぁと、ちょっと不思議に思っていました。

そして、ふと、今度は患者さんの足のほうに目をやってみると、これははっきり一目見てわかるほどに、鮮やかな紋様が。そう、入れ墨ですね。

この方、少し話した感じでは、物腰柔らかな、おとなしそうな青年という感じなんですが、見た目とは裏腹に、全く隠す様子なく入れ墨をされていました。

今時、シールのようにペタリと貼る入れ墨というかタトゥーというのもあるらしいので、それかもしれませんが。

でも、本物にしろシールにしろ、入れ墨のような模様が体にある人を見ると、ちょっと引いてしまうというか、身構えてしまいます。

ちょっとしたことで、すぐ怒るんじゃないかとか、危ないことやっているんじゃないかとか、まぁ、近寄りたくはないかなと思ってしまいます。

入れ墨というだけで、そう思ってしまうのは、古臭い人間の考えなのかもしれませんが、若い人の間では、かなり一般化してきているんでしょうかね。

人を見た目で判断してはいけないと、小さいころから教えてこられ、自分自身、見た目だけで人を差別するような言動を表立ってはしてこなかったつもりです。

それでも、今回のように、実際に入れ墨の患者さんを目にしてしまうと、心の中で、ちょっと壁を作ってしまうというか、他の普通の患者さんに向けるものとは違う目線で見てしまっている自分に気づきました。

仕事中なので、そこは頭で割り切って、応対の仕方などはいつも通り変えていませんよ、もちろん。一応プロですから。

でも、私生活ではそういう人とはあまり関わりたくないかなぁ、やっぱり。

入れ墨もファッションの一部という人もいますが、ファッションもその人の人間性を表す物の一つ。入れ墨が他者に与える印象を理解した上で、そのファッションとしての入れ墨を選択するという考えは同調しづらい。

簡単にいえば、自分が入れ墨をしたいと思わないので、それをする人を理解できないってことかもしれないです。

やっぱり、ただの偏見ですね。うーん、偏見のない社会って難しい。

 

皆さんは、入れ墨やタトゥーに対して、どうお考えですか?

ありがとうございました。