nonoway’s diary

40代、理学療法士の雑記ブログ

生活保護受給者と、弱小病院との関係性

こんにちは。

 

そろそろ、梅雨明け間近で、じめじめと暑い日が続いていますが、皆さんは、お元気にお過ごしでしょうか。ニュースを見ていても、熱中症で集団で倒れる小学生の話題などもあり、今の暑くなり始めの時期が、一番危険だなと感じています。

職場であるリハビリの現場でも、リハビリ室で運動中の患者さんが、体調不良を訴え、ふらついて倒れるということがありました。まぁ、大事には至らなかったので良かったのですが、この時期は、リハビリ室の温度管理や、患者さんへの水分補給の促しなど、気を付けなければいけません。

まぁ、そんな熱中症の話題以外に、最近気になったニュースがあるのですが、

news.yahoo.co.jp

神戸でおきた事件ですが、6歳男児死体遺棄とその祖母の監禁事件。この事件については、まだ捜査段階で、何が正しい情報かもわからない状況で勝手なことを書くのもどうかと思うので、詳しい言及は避けます。今回は、この事件の渦中にある兄弟・家族が生活保護世帯だったということから、生活保護に関して書きたいと思います。

 

この世帯は、母親(57)を含め、兄弟4人が全員無職で、生活保護を受給していたそうです。兄弟の年齢は、30代。

30代という若い現役世代でも、ケガや病気などで生活保護が必要になる人もいるでしょう。ですが、この家族全員みんなが、仕事ができないほどの障害があったというのはちょっと考えづらいのでは・・・。不正受給の話は、たまに聞きますが、生活保護という制度が上手く成り立っているのか、疑問に感じます。

 

ちょっとここで、今の生活保護受給者数について調べてみましょう。厚生労働省のHPからの引用です。

令和4年3月の時点での生活保護受給者数の数は、約200万人。現在は減少傾向にあり、過去10年で最も低い水準だそうです。

ざっくりと日本の人口を1億3000万人だとすると、生活保護受給者の割合は1.5%ぐらいです。

この数字を見て、皆さんは多いと思いますか?少ないと思いますか?

病院の現場で働いている身としては、この数字以上に、多くの生活保護受給者と接しているように感じます。ごく身近にたくさんの生活保護の人がいるんだなと感じます。

リハビリの仕事をするようになり実際の生活保護受給者と接するまでは、生活保護受給者というと、生活費を切り詰め、身なりにもあまり気を使えず、ギリギリの生活をしているんだろうなという印象でした。

ですが、実際、病院の現場で出会う生活保護受給者は、他の一般の高齢者の方と全く区別はつきません。髪は綺麗に染めており、身なりも清潔で、人によってはバイクに乗って来院されていたり、病院スタッフに対して頻繁に差し入れを持ってこられたりと、パッと見では金銭的に余裕のある方なんだろうなと思っていた人が、後になってカルテを確認すると生活保護だったと気づき驚くことがほとんどです。。

 

生活保護制度と、その受給者の在り方について、個人的に思うことがあったとしても、地域の弱小病院で働いているリハビリ職員の一人としては、その生活保護受給者に縋りながら仕事をしている現状があります。

というのも、地域の基幹になるような大病院や、大きなリハビリ専門病院など、黙っていても患者が集まってくる病院とは違い、私が今勤めているような地域の弱小病院では、限られた地元の患者さんを互いに取り合っているような現状です。

その限られた患者さんを相手に、いかにして病院としての売り上げを上げるかが大事になります。リハビリでいうなら、「単位をもっと取れ!」と上層部からいつも口うるさく言われることになります。

単位というのは、リハビリの時間のことで、20分リハビリをすれば1単位ということになります。1時間リハビリをすれば3単位ということです。この単位数を元に、保険点数が決まり、病院の売り上げへとつながります。

当たり前ですが、たくさんリハビリをする(多く単位を取る)と、自己負担のある一般の患者さんの負担金は増えます。

昨年の10月から、一定以上の所得があれば後期高齢者でも2割負担になりました。このことで、以前は頻繁にリハビリに来ていた方が、2割負担に増えてしまったため、リハビリの回数が激減したということがありました。

その一方で、生活保護受給者なら、医療費は無料なので、毎日リハビリに来ても、長時間リハビリをしようと自己負担はありません。

2割負担になりリハビリの回数が減少した方は、病状だけでみると、生活保護で来られている患者さんと比べると重度の方で、よりリハビリが必要とされる方でした。

病院の売り上げ面でみると、より単位数を取ることが大事になりますので、それが生活保護受給者でも、関係ありません。

生活保護の方も、リハビリはもちろん必要です。こちらも、意味のないリハビリはしていません。ですが、重要度、優先度という面で考えると、もっとリハビリを必要としている人は別にいるのでは・・・。病院の売り上げの為とは言え、長時間リハビリを行う必要はあるのかと、疑問に感じてしまいます。その時間をもっとリハビリを必要としている人に割くことはできないのか。。。

金銭面が原因で、本当にリハビリが必要な人に十分に治療できず、そこまで必要でもない生活保護受給者に対し、過剰にリハビリを提供している現状をどうすれば解消できるのか。生活保護の在り方、高齢者医療費の自己負担額の仕組み、また、地域の小さな病院の経営体制など、理想と現実のギャップに疑問を感じながら、目の前の仕事をこなしていくだけの毎日です。。。

明日から、いつもの平日が始まりますが、皆さん頑張りましょう!

 

今日は(今日も?)、まとまりのない話になりましたが、生活保護に対するご意見などあれば、お気軽にコメントお願いします。

ありがとうございました。

 

 

医療従事者(リハビリ職)と患者さんとの関係性について

こんにちは。

 

最近、ちょっとブログをさぼり気味で、ブログの書き方をちょっと忘れてしまっていますので、ちょっと読みづらい内容になっているかもしれませんが、ご了承下さい。

 

ここ最近の職場、リハビリの臨床で感じたことを書きたいと思います。

 

数日前の話です。

転倒による鎖骨骨折で腕が上がりづらくなり、今年の1月頃からリハビリをされていた患者さんがいたのですが、順調に治療が進み、最近では、ほぼ日常生活では支障がないほどに回復された患者さんがいました。

状態の改善に伴い、リハビリの回数も減って来てはいたのですが、数日前、菓子折りをもって、リハビリに来られました。

 

患者さん「もう良くなったので、今日でリハビリは終わりにしようかと思います。」

「今まで、ありがとう。」と菓子折りを頂き、その患者さんのリハビリは終了しました。

 

当たり前のことですが、リハビリには終わりがあります。患者さんの状態が改善すれば、それでリハビリは終了です。

理学療法士の仕事は、患者さんを良くするためのものですので、良くなればそこでお別れ。患者さんと関わり合いになれるのは、身体が悪い時だけ。

患者さんが元気になってくれるように、自分は必死に仕事をしています。少しでも早く、体の状態が回復し、日常の生活に不便がない状態に戻すために、リハビリを進めます。ですが、リハビリを頑張れば頑張るほど、患者さんとの別れも早くなります。せっかく、仲良くなったのに、元気になれば、そこでさようなら。となるのは、いつも、なんとも複雑な気持ちになります。

一度、リハビリを終えた患者さんと、また再会することもよくあります。その時は、その患者さんが転倒したとかで、体の状態がまた悪くなった時です…

身体が悪くなった時でしか、患者さんと関わりを持てないとは、なんとも言い難い、やるせない気持ちを感じます。。

同じ医療従事者でも、医師や看護師に比べると、リハビリ職は、まだ割と患者さんの回復過程をより身近で感じることができるとは思うのですが、それでも、元気になった患者さんの姿をしっかりと見ることができず、お別れになるのは、なんとも言えない寂しい気持ちになります。

 

そんな中、つい最近、ある患者さんが私の勤務先のリハビリ室に来られました。

その人は、2か月ぐらい前に、状態がほぼ回復しリハビリを終えられた方でした。

久しぶりに、当院に入って来られ、その姿を見た私は、「またどこか悪くなったのかな。。。」と思っていたのですが、

患者さん「先生、元気?おかげさまで、腕は調子よくなったよ!また悪くなったら、よろしく~!」と、

一声掛けて下さり、颯爽と帰って行かれました。わざわざ、元気になった姿を見せに来て下さったのです。

リハビリを終え、通常の生活に戻った患者さんの元気になった姿を直接見ることはなかなか無いので、こうして、元気に生活している姿を直接見せてくれて、とても嬉しく感じました。

 

医療従事者、特に、私のようなリハビリ職種にとっての仕事のやりがいを感じる瞬間とは、元気になった患者さんの姿を見る時だと思います。しかし、その姿をはっきりとみれる時は、少ないのではないかと思います。

医療従事者以外でも、仕事でなかなかやりがいというものを感じづらい人も多いと思います。それでも、日々の業務の中で、ミスなく昨日より頑張れたとか、仕事で関わる人のいい笑顔が見れたとか、自分にプラスになるちょっとしたことを探し、モチベーションを切らさず、仕事に取り組んでいけるようにしたいと思います。

 

ありがとうございました。

 

真実を書くべきか書かざるべきか

こんにちは。

理学療法士のnonowayです。

 

理学療法士の仕事の一つに、診断書の記載があります。

診断書というのは、このような

障害年金の受給に必要となる、患者さんの障害の度合いを記録する用紙のことです。交通事故後のリハビリの方などは、保険会社から送られてくるものもあります。

本当は、ドクターが記入するものなのですが、身体評価の項目などは、理学療法士に任されることが多いと思います。

私の病院でも、そんなに頻度は多くはないですが、年に数回、このような診断書の記載をお願いされることがあります。

実際にどんな検査をするかというと、全身の各関節の可動域や、筋力の強さを測ったり、感覚の検査や、神経の働きをみたり、また、日常の生活動作がどこまで自分でできるのか、介助が必要なのかといったことを確認していきます。

ひとつひとつの検査の内容自体は、理学療法士がいつも普段のリハビリ中に、患者さんを相手にいつも行っている事なので難しくはないのですが、この診断書に記載する場合は、全ての関節、健康な方の関節も含め、全身の検査を一気にお願いされるので、かなり業務的には負担になります…

特に、うちの病院は予約制ではないので、突発的にそのような検査をお願いされ、毎回、てんてこ舞いで大変になります。。

それで、最近、この診断書の記載をお願いされることがありました。その時リハビリに来られていた他の患者さんに少し待ってもらい、なんとか時間を作り、無事一通りの検査を済ませました。

後は、清書をして、残りの項目をドクターに書いてもらうだけです。事務の方とそのことで話していると、同じ患者さんが以前、10年前ぐらいに作成した診断書のコピーがあるということで、ちょっと見せてもらう機会がありました。

この10年で、この患者さんの状態はどう変わったのかな、なんていう気持ちで以前の診断書を見てみると、驚きの事実が判明しました。

この10年前の診断書には、私が検査した今の現状よりももっと、身体状態は悪く記載されていました。

10年の間に、身体の状態が良くなったんではないの?と思うかもしれませんが、この患者さんは、病気の特徴から考えて、大きな改善を望むのは難しい方です。むしろ、老化による筋力低下で身体状態は徐々に低下しているものだと予想していました。

10年間、リハビリを懸命に続けておられれば、多少の改善はあるでしょう。しかし、10年前に書かれた診断書の内容と今の状態の差は、「リハビリの効果」の一言で済ませられるほどの差ではありませんでした。。

リハビリ業界はスタッフの入れ替わりが激しいので、この10年前に診断書を記載した理学療法士は、もういませんし、私が今の病院に入職する前のことなので、どんな人だったか名前も知りません。

おそらくですが、10年前に診断書を記載した理学療法士の人は、普段の業務に忙殺されるあまりに、この診断書の検査をする時、患者さんに対し、一つ一つ細かく検査をしていくのではなく、病名から大まかに推察し、このような障害だろうと経験則を元に想定した上で検査結果を書いていったのではないかと思います。

同じ理学療法士として、恥ずべき行為だとは思いますが、自分も同じような思いに駆られることは多々あります。。どうしても患者さん一人一人に介入する時間が決まっていますので、1分1秒、いつも時間に追われる毎日。少しでも効率的に仕事を済ませるにはどうすればいいかと考えてしまいます。関節の角度を測る時も、ゴニオメーターと言われる角度計を用いて正確に測らないといけないのですが、目測だけで判断してしまうこともあります。

 

今回、私が検査した結果内容は、10年前の診断書と比べ、状態はかなり改善したものになってしまいました。その検査結果を診断書に書いていた時、ふと、こんなことを考えてしまいました。

「この検査結果を書いてしまったら、この人の年金受給額は下がるんじゃないか・・」

「10年間続けてこられた生活が、私が記載した診断書のせいで、破綻するんじゃないか・・・」

ふと、こんな考えが頭に浮かび、10年前の診断書の内容に準じた検査結果内容に変えてしまおうかと思いました。。。

この患者さんは、決められた年金受給額で、切り詰めた生活をされていると思うと、今、自分が書いている診断書の重みを感じました。

そんな迷いが生じました。何が正しいのかはわかりませんでした。ただ、自分がすべきことは、目の前の患者さんの状態をただ正確に診断書に記載すること。そう思い、私自身が検査した結果を正直にそのまま診断書に記載しました。

 

今回の件を通じ、理学療法士という仕事が、障害をもった患者さんの人生に直結にする重責を担った仕事であるということを再認識しました。

「仕事が忙しい」ということを言い訳にせず、目の前の患者さんの健康で充実した人生をサポートし続けることができるよう、頑張っていきたいと思います。

 

ありがとうございました。

 

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ありがとうございました。

足が不自由でも選挙に行く高齢者の思いとは?

こんにちは。

 

約1週間ぶりの更新になります。ブログを始めて、これだけ更新間隔が空いてしまったのははじめてかも。書くネタがなかったというわけでもないのですが、ちょっと、家のことでトラブルがあり、気持ちに少し余裕がなかったのか、休みが続いてしまいました。

気を取り直して、ブログを書いていきたいと思います。

 

今週の仕事での一幕です。

4月9日は統一地方選挙の投票日ですが、患者さんとのリハビリ中の雑談でも、そんな選挙の話がでてきました。

いつもは、クリニックが開く朝一番の時間に、いつもリハビリに来られている患者さんがいるのですが、その日は、午前診療終了すぐ間近の遅い時間に来られました。

 

私「今日は、何か用事があったんですか?」と聞くと、

患者さん「期日前投票に行ってきたの、娘に車を出してもらってね」とのこと。

 

その患者さんは、変形性膝関節症で、症状はかなり重い方です。膝が大きく変形してしまっており、膝を真っすぐに伸ばすことはできません。一人で歩くことは可能ですが、杖を突きながら、ヨロヨロと動作はゆっくり、バランスも不安定で、リハビリ室内の移動でも転倒しないように見守りが必要なレベルです。

そんな足に不安のある人でも、なんとかご家族に都合をつけてもらい、投票へと行こうとされています。

 

この患者さんの他にも、「投票に行ってくるから、明日はリハビリ休みますねー」と言われる方が何名かいました。

足が不便だったり、自分の体の為のリハビリを後回しにしてまでも、高齢者の方々が投票へ行こうとする気持ちは、どこから湧いてくるんでしょうか。

義務感でしょうか。

世の中をもっと良くしたいという思いからでしょうか。

どちらにせよ、これだけ、高齢者の方が積極的に選挙に参加してくれており、若い世代の投票率が低いという現状がある中で、高齢者を優遇した政策が中心になることが仕方がないことでしょう。

 

令和3年10月に行われた第49回衆議院議員総選挙での年代別投票率は、20歳代が36.50%、30歳代が47.12%。60歳代が71.43%、70歳代以上が61.96%。

また、令和4年7月に行われた第26回参議院議員通常選挙では、20歳代が33.99%、30歳代が44.80%。60歳代が65.69%、70歳代以上が55.72%。

参考:総務省|国政選挙の年代別投票率の推移について

 

「投票に行っても行かなくても、何も変わらない。」

「仕事やプライベートが忙しくて、投票に行く暇がない」

と、何かと、選挙にいかない理由ばかりを考えるのではなくて、

まずは、若者の投票率を上げて、若者も選挙に興味があるんだということを、政治家達に示していく必要があるでしょう。

私は、もう若者ではないかもしれませんが、しっかりと選挙について考え、責任をもって自分で選んだ人に投票しようと思います。

 

ありがとうございました。

 

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ありがとうございました。

 

 

仕事で失敗した夜

こんにちは。

理学療法士の、nonowayです。

 

今日ちょっと仕事で失敗しました。

腰痛で来られた患者さんにリハビリをしていたのですが、痛みをより強くさせてしまいました。

 

リハビリでは、治療をしていく上で、痛みの原因を探すために問診やいろいろな検査を行っていきます。その結果を、統合し考察した上で、どういった方法で治療をしていくか選択します。

痛みの原因を探る検査はたくさんあるのですが、その検査だけで100% 痛みの原因がわかることは少ないです。実際には検査の結果をもとに、自身の経験も踏まえて考え、探り探り実際の治療を進めていきます。

そしてその治療の結果、痛みが改善すれば自分が推測した通りのことが痛みの原因だったと判断できます。もし、その治療で痛みが改善しなかったとしても、また別なところに原因があるのだという判断になります。

この、検査と治療の繰り返しで、リハビリは進んでいきます。

 

今日私が診た患者さんに対しても、最初にある程度検査をし痛みの原因を推測したうえで探り探り治療を進めました。

しかし、そこで私が選択した治療方法が間違っており、 患者さんの痛みをより強くしてしまいました・・・。

 

正直にいうと、リハビリの現場では このような事例は少なくありません 。

固くなってる組織など今まで動かしてこなかった場所を急にリハビリで動かすわけなので翌日に痛みが強くなったりすることはよくあります。

でも、患者さんにしたら痛いのは治しに来ているのに、リハビリをして余計痛くなったなんて裏切られたような気持ちになりますよね。

リハビリ職として大事なのは、 なるべく痛みは出さないように治療を進めること。そして、もし痛みが強くなる可能性がある治療を行う場合は、前もってしっかりと説明し承諾を得ること。

当たり前なことですが一番大事なことです。新人時代に教えられたことだったはずが、いつのまにか疎かになってしまいました。

 

今回、なぜ失敗したのか?

どうしていれば、この心配が起こらなかったのか?

今後に活かすために どう改善していけば良いのか?

また次回、この患者さんが来られた時の対応はどうすればいいのか?

治療方針はどうするか?

 

しっかりと反省し考え、自分の中で納得させた上で、いつまで失敗したことで、くよくよ、もやもやしないよう、スッキリと頭を切り替えようと思います。

ということでブログを書いて頭を整理できたので、あとは少しお酒でも飲んで気分を切り替えて、また明日 頑張ろうと思います。

 

ありがとうございました

 

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ありがとうございました。

 

3月になり、事故患者が増えてきた話

こんにちは

 

週が明け、昨日、今日と、先週と比べ気温が一気に下がりましたが、皆さん体調は大丈夫でしょうか?

私の勤務先の病院では、いつもに比べて、体に不調が出てきた患者さんが多いように思います。

私も朝起きて、ちょっと腰に違和感がある感じがしましたので、出勤するまでの朝の時間に、しっかりとストレッチをして体調を整えました。

みしみしと普段動かしていない筋が伸びるようで気持ちがよく、身体が生き返るようです。これを、腰に違和感が出る前に、普段から毎日やっておくべきなんですけどね、自分のこととなると、継続できません。。(患者さんには、毎日ストレッチしましょうと言っている癖に・・・)

 

 

月曜日からマスクが個人の判断でどうぞ、となったそうですが、街を歩いていても特に変わりはない様子。屋外を歩いてる人でもマスクを着けてる方が普通に多いです。先週と比べると外している方が、気持ち増えたかなという程度ですね。

 

私は、家と勤務先との行き来しかしないので、電車や町の中心地など、人混みではみんなマスクどうしてるのかなと、気になりました。

そこで、夕方頃にいつも来られるサラリーマンの若い患者さんと話をしたのですが、通勤の電車や職場などでは、皆変わらずマスクはしており、これまでと特に変化はなかったとのこと。

「個人の判断で」なんて曖昧な表現でなく、もっとはっきりと「マスクを外しましょう」と宣言して欲しかったと言われていました。

人それぞれ意見はあるでしょうが、私もこの方と同意見でした。

まぁ、今の時期は、花粉症もあるので、マスクを外せない人もいるかと思いますが、

もう少し、気温も上がってくると、暑く苦しくなって、マスク生活とも自然とおさらばになってくれるといいかなと期待しています。

 

冒頭で、不調を訴える患者さんが増えてきたと書きましたが、最近、新規で来られる患者さんの数もだいぶ増えています。

特に、事故で来られる人が多いですね。

話を聞いてみると、信号で止まろうとした時に、後ろからの追突、というパターンが多いのですが、あおり運転かのように車間距離をだいぶ詰められており、その結果、止まり切れず追突!だそうです。

ニュースではほんとに、よく聞くことですが、実際に身近でこんな話を聞いていると、いつ自分も事故に巻き込まれるか、ほんと、気を付けないと。

年度末になって、皆、なにかと気忙しくなっているんでしょうか。

 

毎日、事故の後遺症の方のリハビリをしていると、頚椎捻挫、いわゆるムチウチの症状で、首の痛みや手のしびれ、頭痛などで、仕事や日常の生活にも支障がでて大変苦労されている方をよくみます。

残念ながら、リハビリをして、多少の改善はあったとしても、すべての人が完全に元の状態へと治るというわけではありません。

当たり前ですが、事故に合わないこと、起こさないことが何よりも大事です。

自分がどれだけ気を付けていても、どうしようもない事故に巻き込まれることもあるでしょうが、安全運転で、自分でできる範囲で事故に遭わないよう予防していきたいと思います。

 

ありがとうございました。

 

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ありがとうございました。

理学療法士の国家試験は簡単?国家試験の思い出を振り返ってみた

こんにちは。

 

今日の記事は、

  • 理学療法士の国家試験の難易度はどうなのか?
  • 合格するためのコツとは?
  • 実際にどんな問題が出るのか?

について、現役理学療法士の私が、思い出を交えながら書いていきます。

 

 

 

この間の、2月19日(日)と20日(月)は、理学療法士の国家試験日でした。

受験された皆さん、お疲れさまでした!

 

私も、もうずいぶん前になりますが、この2月の一番寒い時期に、試験会場になっていた地元の高校へと国家試験を受けに行きました。

私は、理学療法士の専門学校に通っていたのですが、同じクラスだった約20人ほどの同期と一緒に、試験会場の前で円陣を組み、皆で互いに鼓舞し合い、試験に臨んだことを思い出します。

 

結果は、無事一発合格。

クラスメイトも、ほぼ全員が合格していましたが、友人1名だけが落ちてしまいました…

まぁ、その友人も、浪人はしましたが、その後無事合格し、現在はしっかりと理学療法士をされています。

 

 

 

ところで、

理学療法士の国家試験の難易度はどれくらいか、ご存じですか?

 

私が受けた時は、確か合格率は80%前半ぐらいだったかと思います。

ちなみに、去年の合格率は、79.6%だそうです。

co-medical.mynavi.jp

 

年度によって、多少増減はありますが、80%前後で行ったり来たりしています。

この数字を見て、皆さんはどう思われますか?

 

自分的には、意外と高いんだなぁーと思っていました。

学生だった当時は、試験を受ける側からしてみると、この合格率は、

「80%なら受かって当たり前だな。」

「自分だけ落ちたらどうしよう・・・」

という不安がかなりありましたが。

 

もちろんですが、80%の人が受かるからと言って、試験が簡単だというわけではありません。難しいことで有名な医師国家試験なんて、合格率だけでみると90%超えていますからね。

 

理学療法士の国家試験を受けるためには、養成校にて3年ないし4年間のカリキュラムを終えている必要があります。

その受験資格を得るために、学内での試験や、実習を乗り越え、また過去問の対策などしっかりとこなせていれば、特に問題なく受かるレベルの試験だなと思います。

 

逆に言えば、国家試験よりも、学校での勉強を続けていくことのほうが大変だったなぁ、とも言えます。

実際、私が学生時代、国家試験で落ちた子よりも、学校の授業についていけず、中退してしまった子のほうがよっぽど多かったです。

 

 

 

ここに、理学療法士の国家試験を突破するコツがあるのではないかと思います。

 

 

理学療法士になるための学校での勉強は、高校までの義務教育で習ってきた勉強内容とは違い、専門的な医療の知識を一から学ぶことになります。

行ってみれば、入学時点では、みんな一列同じスタート地点から開始するということです。

 

リハビリの知識だけでなく、幅広い医療の知識を学んでいく必要があるので、自分一人の努力だけではカバーしきれないところもでてきます。

同級生や先輩たちとうまくコミュニケーションをとり、互いに情報交換し、授業資料を共有したり、また、教師と密に連絡相談したりと、学内でのコミュニケーションをうまく活かして勉強を進めることが大事だと思います。

 

また、グループで勉強していくほうが、互いに教え合い、アウトプットすることでより効率的に知識を定着化できますし、怠けたい気持ちになった時でも、他人の目があることで、自分を律することができるかと思います。

今、自分が理学療法士として仕事ができているのも、学生時代、ともに勉強してくれた友人の協力があったからこそだと思っています。

 

学内で、友達と一緒に、つらさも楽しさも共有しながら、勉強できていれば、国家試験なんて簡単です!

 

 

今日は、最後に、理学療法士の国家試験問題を少しだけ紹介したいと思います。

この問題が解れば、あなたも理学療法士になれるかも!?

 

引用:解剖学過去問題解説(第40回~50回) – もりもと塾

 

A.二関節筋はどれか。2つ選べ。

  1. 薄筋
  2. 恥骨筋
  3. 大内転筋
  4. 大腿直筋
  5. 膝窩筋

 

B.肋骨に付着する筋はどれか。

  1. 広背筋
  2. 僧帽筋
  3. 小円筋
  4. 大菱形筋
  5. 肩甲下筋

 

C.筋が付着していないのはどれか。

  1. 内側楔状骨
  2. 舟状骨
  3. 立方骨
  4. 距骨
  5. 踵骨

 

 

筋肉系の問題のみ挙げてみました。

レーニング等されている方なら、わかったかも?

 

ちなみに、正解は。

 

A.1.4

B.1

C.4

 

過去問題をいろいろ見ていると、すっかり忘れてしまった知識がちらほら・・・

今、試験を受けても受かる自信がありません。。。(汗)

 

ありがとうございました。

 

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ありがとうございました。