40代おじさん、迷子になる
こんにちは。
昨日は、仕事が午前中だけでしたので、昼からはちょっと出かけてきました。
年末に、今更ながら、マイナンバーカードを申請し、新年になりようやく受け取りに、役所まで行ってきました。
今の住所に引っ越してきて、だいたい7年ぐらい経つのですが、転居後の住所変更などの手続きの時に役所に行ったきりで、それから今まで、役所に行く機会がまったくありませんでした。
そのため、どこにあるのかも、よく覚えておらずグーグルマップで改めて調べてみることに。
電車でいけば10分ちょっと。
徒歩なら、片道30分。
うーん、最近、運動不足だし、時間もあるし、ということで、歩いていくことに決定。
徒歩でのルートをグーグルマップで確認。
国道沿いにまっすぐ道なりにすすんで、近くに公園のある交差点で左に曲がり、あとは、近くまでいけば見えてくるでしょ、よし、大丈夫。
ということで、出発しました。
スマホは大きくポケットには入りづらいので、カバンの中にしまい込んで、家を出ました。
家の近所ではありますが、ゆっくり歩くことをなかなかしないので、近くにこんなお店があったのか、とか、こんな裏道があったなんて、とか、いろんな発見があって、歩いている時は楽しく時間がすぐ過ぎていきました。(足が痛くはなりましたが)
そして、家を出て30分が経過。
だいたいもう着いていてもいいんじゃね・・・?
周りを見渡しても、役所らしき建物は無く、看板も見当たりません。
マイナカードの受け取り予約をしていたので、時間を過ぎるとヤバイ!
ちょっと焦りだし、カバンからスマホを取り出し、グーグルマップで再確認。
近くまでは来ていましたが、どこかで道を勘違いしたのか、逆の方向へと歩いていることに気づき、スマホ片手にダッシュで道を逆走。
なんとか、予約時間までに役所にたどり着き、マイナカードも無事受け取り完了。
今回のことで、グーグルマップというかネットの力がないと、役所にすら自分の力で行くことができないのかとちょっと情けなくなってきました…(恥)
今の時代は、初めていく土地でもスマホ片手に誰でも迷うことなく目的地まで行けますが、スマホが普及する前はどうしていたんだろうと、自分も経験してきたことなのに不思議になってきました。
昔を思い出してみると、道に迷ったら、当たり前のことですが、駅の人だったり、お店の店員さんだったり、通りすがりの人だったりと、誰かに道を尋ねることが当然でした。
今は、スマホで自分の力だけでなんとかできてしまう為、見知らぬ人に声をかけて尋ねるということに対するハードルが上がってしまったように感じます。
便利な世の中ですが、不便な世界でこそ生まれる人との出会いが失われているようで、すこし寂しく感じました。
まぁ、今の便利な世の中でしか味わえない出会いというものもあるので、昔のほうがよかった、などとは言わず、今を存分に楽しめる大人になりたいと思います。
ありがとうございました。
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