nonoway’s diary

40代、理学療法士の雑記ブログ

職業あるあるネタの話 ~理学療法士の場合~

こんにちは。

 

今日は、成人の日でお休みのため、朝はいつもよりゆっくりワイドショー番組を見て過ごしていました。

その番組の中で、アナウンサーさんが「職業あるある」について話していました。

 

それは、アナウンサーという仕事柄、人の話言葉や、街中で発見する間違った日本語の使い方が過剰に気になってしまうというお話でした。

 

なるほど、普段きれいな言葉遣いを強要されているアナウンサーさんならではの、悩みというか、あるあるなんだなと感じましたが、こういう「職業あるある」誰しも、一つや二つあるんではないでしょうか?

 

 

ということで、私は、理学療法士をやっているのですが、この仕事ならではのあるあるを考えてみました。

 

一番にパッと思いついたのは、

 

趣味が人間観察になる。

 

ってことでしょうか。

 

駅や街中の人混みで、人間観察するのが趣味という人がたまにいますが、私も、この仕事を始めてから、人間観察するのが、趣味というか癖になっています。

 

 

というのも、この観察する力というのは、理学療法士にとって、とても必要な能力になります。

 

リハビリを行う上で、まず、リハビリ開始前の患者さんの能力を把握する必要があります。その能力というのは、歩き方・姿勢・立ち座りの仕方など。

歩き方一つとっても、歩幅・足の出し方・地面の蹴り出し方・重心の移動・各関節の動きなど。

また、姿勢に関しても、歩いている時の姿勢・じっと立っている時の姿勢・座っている時の姿勢など。

 

これら動作の能力以外にも、表情や話し方、身なり(服装・整容面)など、あらゆる角度から観察が必要になります。

 

これらの状態を患者さんに触れる前に、目視で観察して、ある程度の状態を予想して、そのあと直接、問診・触診など検査を行い、リハビリメニューを考えていきます。

 

リハビリは、基本的に20分単位で動いており、その限られた時間の中で、患者さんの状態を把握し治療し、自主トレーニングなどの患者指導を行わなければなりません。

施設によっては、40分や60分など長めにリハビリ時間を取っているところもありますが、私の勤務先の医院では、基本最短時間の20分なので、いつも時間に追われており、少しでも時間短縮のためにも、この観察するという力がとても大事になります。

 

リハビリの治療をすすめていく上でも、この観察すること、患者さんの状態を評価することが一番大事になります。

リハビリ前の状態を正確に評価し、リハビリを実施した後にも同じく評価することで、その治療内容が正しいものだったのかを判断していかなければなりません。

 

治療の内容や自主トレ指導自体は、ある程度決まった型があるので、患者さんの状態を如何にして正確に把握できるかが一番重要になってきます。

 

そのためにも、観察する力を鍛えるのが、理学療法士にとって必須になるのですが、その力を磨く為のトレーニングが、日々の人間観察につながってきます。

 

街中を見ていても、歩くときに体が揺ら揺ら左右に動いている人、がに股気味に歩いている人、歩くのが遅い人・早い人、腰や膝が曲がったまま歩いている人など、それぞれ特徴があります。

あの人、こっちの足が痛いのかなー?とか、

今、痛みなど異常がなかったとしても、10年、20年後に不具合がでるかもなー?なんて想像しながら観察しています。

 

じっと見つめてくる変な人がいるって、周りからは思われているかもしれませんので、ばれないように気を付けたいと思います・・・

 

 

皆さんは、今のお仕事を始められてできた「職業あるある」ってありますか?

コメントおまちしています。

ブログで記事など書いてくだされば、喜んで読ませてもらいにいきます。

 

ありがとうございました。

 

 

おわりに、

現在、ブログ村に参加しております。

クリックのご協力、よろしければお願いいたします。

にほんブログ村 その他日記ブログ 40代男性日記へ
にほんブログ村