nonoway’s diary

40代、理学療法士の雑記ブログ

雨の日に身体が痛くなるのはなぜ?体からのサインを見逃すな!

こんにちは。

 

今日、朝目覚めると、なんだか腰と背中が痛い・・・

窓の外を眺めると、雨がしとしとと降っています。

あぁ、こんな雨の日だから、身体が痛いのかぁ・・・と思いながら、朝の支度を済ませ、職場へと向かいました。

 

皆さんにも、同じような経験が、一度や二度、おありではないでしょうか。

雨の日に、古傷やいつもは痛くないところが痛むということ。

 

仕事をしていると、外来にこられる患者さんの中でも、このような雨の日は、腰や膝など、いつもはなんともないのに、急に痛くなったと言われる方が非常に多いです。

 

 

なぜ、このような現象がおこるのでしょうか?

 

理学療法士の立場から、説明させてもらうと、

その原因は、はっきりとはわかっていません。(おい)

 

まぁ、いろいろと諸説あるのですが、

よく言われているのは、身体の中にあるヒスタミンと言われる物質の話。

 

雨が降り、気圧が低下すると、その変化に体が順応しようとして、血圧や心拍数が上昇します。血圧や心拍数を上げるということは、交感神経が活発化するということです。

自律神経が活発化することで、ヒスタミンが過剰に合成されます。

 

このヒスタミンという物質は、怪我などをすると活性化し、炎症反応を促進する性質があるため、痛みや腫れが出てくることになります。

 

こうしてみると、ヒスタミンのせいで、痛みがでたり、足が腫れたりするしで、悪者扱いされてしまいそうですが、このヒスタミンによる痛みや腫れ、いわゆる炎症反応は、損傷した細胞を治すために必要な過程です。

 

昔のケガなど、表面上は治っているようでも、皮膚の下、体の奥のほうの筋肉の繊維など、完全には治っていないこともあります。

そのような治りきっていない組織に対し、気圧の低下により過剰に分泌されたヒスタミンが炎症反応を起こし、痛みが出てしまいます。

 

ですので、雨の日に、古傷や、いつもは痛くないところが痛く感じたりするということは、普段の生活では気づけない体の不調を、過敏に働いたヒスタミンが見つけてサインを発してくれているということかもしれません。

 

今は、雨の日に、たまに痛くなるだけでも、何もケアをせず、そのまま放っておくと、10年後、20年後には、一日中その痛みに悩まされることになっているかもしれません。

その痛みのせいで、歩くことも困難になり、生活の質が低下してしまっているかもしれません。

 

雨の日の、痛みのサインを見逃さず、健康な体を手に入れ、10年後も20年後も、今と変わらず元気な自分でいましょう。

 

ありがとうございました。

 

 

現在、ブログ村に参加しております。

よろしければ、クリックのご協力をお願いいたします。

 にほんブログ村 その他日記ブログ 40代男性日記へ
にほんブログ村

ありがとうございました。