nonoway’s diary

40代、理学療法士の雑記ブログ

密かに増えているコロナ患者

こんにちは。

 

台風が急速にあり得ない角度でカーブを描きながら、本州のほうへと向かってきているそうですね。来週の中頃には、私の住んでいる地域にも迫ってきて、久しぶりの雨が降りそうです。ほどほどに雨が降ってくれれば、この猛暑も少しは落ち着いてくるかなと少し期待はしていますが、大雨による土砂災害など、地域によっては大きな被害もでる可能性もありますので、いい塩梅のルートで台風が来てくれることを願います。

仕事のほうは、昨日の記事でも書いたように、猛暑の影響で患者さんの数が減っているのですが、その一方で、先日、数週間お休みしていた患者さんが久しぶりに来院されました。

 

私「お久しぶりですが、体調は大丈夫でしたか?」

 

患者さん「・・・コロナに罹っていたの・・・

ボソボソと、周りに聞こえないように気を使ってか、小さな声でそう答えました。

同居している家族数名がコロナに罹り、3週間ほど自宅療養されていたそうです。

この患者さん以外にも、コロナで他院に入院したと連絡をくれた方もいました。はっきりとコロナとは言っていないですが、「夏風邪」にかかって休んでいたという方も数名いました。

ここ1か月くらいの間で、あきらかにこれまでよりも体調を崩されている方が増えているように感じています。コロナが弱毒化し、普通の風邪と同じように、広く蔓延しだしているのかな~と思います。

皆さん、ご存じの通り、今年の5月から、コロナは5類になりました。それにより、コロナの感染状況を示すデータが「全数把握」から「定点把握」へと変わり、以前のようにメディアで流れる感染者数で毎日一喜一憂することもなくなりました。

 

以下は、NHKのサイトからの引用ですが、定点把握による患者数の推移です。

https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/data/

www3.nhk.or.jp

5類になった5月以降、徐々に増加しており、8月のお盆の時期で移動が多くなる時期になりつつある今、更に上昇しています。

5月以降、国民のコロナへの意識も低下し、体調が悪くてもわざわざ病院へ行って検査をするということも減ってきているのではないかと思います。「なんか熱っぽいけど、家で寝てれば治る」っていう人も多かったのではないかと思います。それでも、これだけの数、増えてきているということは、数値には表れていないほどに広く蔓延しているんだなと感じています。

コロナ禍の時のように、コロナコロナと過剰になり、外出を控えろと言うつもりは毛頭無いです。ですが、現在のコロナが弱毒化し、ただの風邪のような扱いになっていたとしても、免疫力が落ちた高齢者にかかってしまうと、重症化するリスクがあるかと思います。

お盆で実家へ帰る人も多いかと思います。私も来週には帰省するつもりです。大事な家族に感染させてしまわないよう、出来うる限りの感染対策をした上で、自分自身の免疫力も落とさないよう、普段の食事や、睡眠などしっかりとり、健康に気を付けて、この夏を乗り越えたいと思います。

皆さんも、身体に気を付けて、この夏を楽しんでください。

ありがとうございました。